ストレイシープ “ポー” と私の思い出 前編
閲覧頂きありがとうございます、北城です。
今回はとある羊のキャラクターと私のお話になります。
この記事を作成することにしたきっかけ
今ほど羊キャラクターに熱中だった時ではないのですが、幼少期から羊が好きだったことを思い出しました。そこで羊キャラクターを好きになった原点を探していた時、もしかしたらこの子じゃないかと言うキャラクターを発見しました。
色々と過去を探していく内に、これは記事にしたいと考え書くことにしました。今回はそんな羊キャラクター"ポー"と私との過去、そして現在のお話です。
ストレイシープ "ポー"とは?
紹介するのはフジテレビの深夜キャラクターとして誕生した、ストレイシープのポーです。
ポーは1994年10月に誕生したフジテレビ出身の羊キャラクターで、生みの親はアニメーション作家の野村辰寿さんです。野村さんが生み出した他の有名なキャラクターですとNHKの衛星放送のイメージキャラクター、ななみちゃん辺りでしょうか。
CMに登場し、その後アニメーションとして展開、1年の放送予定が人気があったため延長、更にグッズやゲームまで展開されるほど愛されたキャラクターです。アニメだけでなく、絵本や音楽CDなども出ています。
こちらがストレイシープの公式サイトです。更新は2015年で止まってしまっていますが、まだ閲覧は可能です。ポーの紹介やこれまでのアニメなどの展開が記載されています。個人的にゲームのページが好きです。もっと早く知っててもっと早く大人になっていれば買いたかった…
今となっては、絵本やぬいぐるみなども中古ショップやフリマアプリなどでしか見つけることができません。思えば二十数年以上も前のキャラクターですから、知らない人も多いかもしれません。
私も深夜キャラクターであったことは少し大きくなってから知りました。では何故ポーと幼き頃に出会っていたのか、それは次に記載していきます。
私とポーの出会い
私が初めてポーの存在を知ったのは、「POE'S Card Game Collection」と呼ばれるPCソフトになります。巡り合わせてくれたのは父親です。今でも家族の中で私と父親だけがポーを覚えています。
これは元々購入したPCに入っていたソフトで、全部で9種類のカードゲームが楽しめます。種目はクロンダイク(ソリティア)、スピード、ピラミッド、7並べ、神経衰弱、大富豪、ゴルフ、ババ抜き、恋占いです。それぞれの種目に扮したポーがとてもかわいかったり心配だったり、更にはカードの模様もポーとメリー(ポーの恋人の黒い子羊)が描かれています。
インターネットが今ほど普及していなかった時代(1998年辺り)なので、唯一自宅にあったパソコンで遊んでいたのはこのポーのカードゲームでした。寧ろこのゲームのお陰で大富豪と7並べのルールを理解し(8切りなどのローカルルールはなし)、神経衰弱には強くなりました。クロンダイクは父親が強すぎて勝てませんでした。それぐらい、このカードゲームには思い入れがあります。
ただ唯一、怖かったことがあります。
それはこのカードゲームで流れていた音楽です。ジャズ風の落ち着いた曲調なのですが、どこか仄暗く当時の私には耳から離れず恐怖を覚えるようになり、最終的には音を消して遊ぶようになりました。クロンダイクやピラミッド等をクリアすると明るい曲調になるのですが、どうしてもプレー中のあの曲は未だ苦手です。
ちなみにポーのカードゲームはCDメディアでも販売されていました。中古のオークションで見かけましたが、for Windows95と書かれていて時代を感じてしまいました。
※現在のwindowsは10です。9世代くらい前がwindows95になります。ヒエッ
寄り道話:当時のPCについて
記事を書く際に、当時使っていたPCがどれだったかを思い出そうと色々記憶を巡らせていました。その時思い出したのは以下になります。
- タッチペンがついていて、それでペイントでよくカービィを描いていた。
- やけに小さかった。両端が青かったような気がする。
- マイクがついていて、それを使って別のソフトでキャラクターと交流していた。
- 前面にCDドライブがついていたと思う。
これらを合わせて探した結果、記憶の中のPCと一致するものが見つかりました。こちらです。
FUJITSUの「FMV-DESKPOWER プリシェ model 936T」です。女性をターゲットとした持ち運び可能なコンパクト一体型PCです。見た目もかわいいですね。多分これです。
スペックを見ると現在よりも低スペックですが、当時はこれが最高だったのかなと思うとしみじみします。まだUSBが主流ではなかった時代ですから、マウスやキーボードもUSBタイプではないです。無線ともまだ無縁の世界です。今思うと本当大きく変わったと思います。
外見などが記憶とも当てはまり、更にソフトを見ると「TEO」と言うこちらの声に反応するデジタルペットがいます。夜ご飯食べた後、いつも会いに行っていた記憶があるので間違いなさそうです。
ポーのカードゲームもこちらに収録されています。画像がかなり小さいですがここでどんな感じのカードゲームソフトなのか見ることができます。真ん中の大富豪のポーがとてもかわいいです。
次回予告
長くなってしまったので今回はここまでにします。
ポーの紹介と出会い(+当時のPCのお話)だけですが、このようにして私はポーと出会いました。初めて出会ってから後にフジテレビの深夜キャラクターと知り、アニメや絵本の存在も知っていくこととなります。
次回はそれからのこと等のお話です。次回で完結か、もしくは長くなればあと2回くらいに分けるかもしれません。
それでは。
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