過去作品の紹介(Yousei印刷さん編)
閲覧頂きありがとうございます、北城です。
今回は過去に製作したグッズでYousei印刷さんを紹介していきます。
やはり長くなったので目次作りました。各注文のレビューに飛べます。
Yousei印刷さんに関しては過去記事で紹介していますのでここではカットさせて頂きます。
Yousei印刷さんは過去に3回ほど注文し、特に2回目辺りは色々と相談や対応して下さりました。個人的には丁寧な印象を受けています。
過去記事でも紹介していますが、1個からできるアクリルの製作会社さんではなかなかできないことを対応しています。この後の紹介でも記載しますので、よければご参考下さい。
1回目(2018年8月11日)注文
最初に注文したのは去年の8月11日です。お試しで作ってみたいものがありましたので注文しました。
8月11日に注文し、届いたのは8月25日。配達を指定していたのもありますが、大体2週間くらいです。納期は基本2週間ほどになりますので、イベントに合わせる方は注意が必要です。
最初なので注文からテンプレートダウンロードまでよく分かっておらず、何度もサイトを巡って確認しています。ただ、不明な点はサイトに書いてあったり、テンプレートダウンロードサイトに作り方の記載もありますのでちゃんと確認すれば分かるかと思います。
届いたグッズ
そんなこんなで届いたグッズはこちらです。
ラバスト風にしようと黒アクリルで試したのですが、正直言えば失敗しています。
何故失敗になったのか
まず色がめっちゃすっ飛びました。元のイラストデータは別記事で紹介しますが、全体的に明るさがましましになっています。私だけかもしれませんが、送ったデータだと明るくなってしまうようです。紫部分が顕著に出てます。
次にサイズが小さすぎてラバストっぽくなりませんでした。今回5×5cmで頼んでいますが、この時は斜め配置を知らなかったことからそのままデータを作ったので、穴位置まで含めて5cmになっていました。イラスト部分だけだと4cmくらいです。グロスもお願いしているので多少の膨らみはありますが、線のところまでグロスが入ってしまっている感じです。
今回の結果
以上のことから今回は失敗したと結果になりました。これらに関してはYousei印刷さんではなく、データを作った私の方に原因があります。今回の反省点を振り返り、次回に活かそうと決め、1回目は終了となりました。
※ラバスト風は後にMYDOOさんで作り直しています。それはまた別の記事で。
2回目(2018年11月21日)注文
失敗と反省があった1回目から大分経ちましたが、また作りたいものができましたのでYousei印刷さんで2回目の注文をしました。
この時はプレゼント企画をやっていたので少し多めに注文しています。更に今回は2層印刷(Yousei印刷さんで言うきょろっと！)に挑戦しています。
2層印刷とは
アクリルの表と裏に別々のイラストを印刷することができる方法です。以前紹介したMYDOOさんのドミストもこの2層印刷に該当します。これらを用いることで奥行きのあるアクリルグッズを製作することができます。
Yousei印刷さんの特徴として、数少ないダイカット*1で製作ができます。目をきょろきょろさせる以外にもできますので製作の幅が広がります。
届いたグッズ
今回も同じように注文して12月8日に届きました。大体2週間くらいです。
届いたのがこちらです。
やったぜかわいいのが届きました。
色々とご相談に乗ってもらったこともあり、前回分の反省も活かせ、満足の行く出来になりました。
実を言えば今回、右のティーポットの2層印刷が(当時Yousei印刷さんで)アクリル板5㎜で初めての試みだったと言うこともあって届くまで担当の方と何度かやりとりしていました。その節は大変お世話になりました。
次に1つずつ紹介していきます。
ティーポットアクキー
2層印刷でお願いしたティーポットアクキーです。表にティーポットの縁、裏に人物を描いています。ボールチェーンとタッセル、台紙は自分で用意してます。
アップルティーをイメージして作ったのでチャームもりんごです。サイズは5×5cmですが、斜め配置にしてなるべく大きくデータは作っています。
2層であるのが分かりやすいのは1番右の画像になります。正面から見るとそうでもないですが、斜めから見ると奥行きが出ています。この辺りが2層印刷の面白いところになります。ティーポットの縁を手前、人物を奥に置いたことによってまるで入っているかのような表現ができます。
余談ですが、このアクキー4つ頼んでいたので個別包装にせず依頼したところ
こんな感じで届きました。棒みたいで少し笑いました。
自創作生物アクキー
次は自創作にいる生物のアクキーです。8×8cmで製作しました。裏面のおしりにグロスをお願いしています。なのでその部分だけつるつるしていて面白いです。
今思えば額の宝石にグロス盛りでも良かったかなと思っています…
現在はもう手元にないですが、結構大きめのサイズです。更にYousei印刷さんの特徴で(写真にもありませんが)裏面が透けない仕様(無料)になっています。光にかざしても裏面が見えないのでこの生物のように顔と後ろ姿を作っても透けません。透けるのが気になる方にはありがたい仕様です。
※但し二層印刷の裏面などでは透けます。それは後ほど。
おまけ：アクリル板の厚さの違い
Yousei印刷さんでは、追加料金でアクリル板の厚さを変更することができます。事前に問い合わせて今回3㎜(画像右)→5㎜(画像左)に変更して頂きました。5㎜厚のアクリル板は厚すぎず薄すぎずで2層印刷も程よい奥行きができます。
今回の結果
今回は言わずもがな大満足です。どちらも満足の行く出来となり、私自身も気に入っています。特にティーポットの方は試してみたかったことでしたので納得がいく形となりました。
3回目(2019年1月25日)注文
3回目の注文です。今回も試したいことがあったので、色々とやり取りをしつつ注文いたしました。こちらの急用で配送時間変更してもらった節は非常にお世話になりました。
届いたグッズ
1月25日に注文し、2月9日に到着。届いたのがこちらになります。
段ボールを開けると左上の巾着に全て商品が入っていました。噂のYousei印刷さん巾着だったので、実際手元に来て喜びました。あれかわいいです。
今回は2層印刷のアクキーとアクリルスタンドことアクスタ、更にYousei印刷さんで製作、販売されているアクリルドールハウスことデコニワもどきを製作しております。
それぞれまた紹介、レビューしていきます。
デコニワもどきとアクスタ
まずはデコニワもどきとアクスタです。アクスタは両面印刷で製作していますが、写真がありませんでしたので裏面はイラストデータで載せておきます。
デコニワもどきですが、もどきな理由がYousei印刷さんで製作可能なサイズよりも一回り小さいサイズで製作しているからになります。事前問い合わせでテンプレートを改造して小さいサイズで作りたいか問い合わせ、了承を頂いた上で製作しています。
改造時は実際紙に印刷して組み立てられるか試していたので、非常に時間が掛かりました。Yousei印刷さんにも印刷後組み立て可能かご依頼しているので、実物が届いた時は無事に組み立てることができました。
サイズは8×8㎝なのでかなりコンパクトです。アクスタもそれに合わせて5×5㎝で製作しています。2つ組み合わせると1つの箱庭が出来上がったので満足しています。
余談になりますが、この時初めてアクスタを製作し、5㎝がどれくらいの大きさか不明だったため、一番サイズが近いカービィカフェのカービィさんにご協力頂きました。
実際並べると同じくらいです。カービィさんこの場を借りて感謝申し上げます。
2層印刷天球儀アクキー
続いて2層印刷アクキーです。今回は天体モチーフで統一しているので、天球儀で奥行きを活用して製作しています。
オプションのグロスを倍盛りにしたり、アクリル板を透明度の高い青色(Yousei印刷さんではゆめいろ あおになります)に変更したりともりもりオプションを使用しています。
仕上がりや出来に関しては問題ないです。しかし左の画像を参考頂くと分かりますが、人物の方が裏面透けています。
この時気づきましたが、Yousei印刷さんの裏面が透けない、グロス盛りの仕様などは片面のみになります。よって2層印刷の場合、どちらかは適用外になります。
そのため、今回アクリル越しで見える面が適用外となり、透けてしまうようになりました。肌のように色が薄いと透けてしまうので、その辺りを注意して製作すればもう少しよくなりそうです。
おまけ：アクリルの色の違いとチャーム
アクリル板の色の違いです。とうめいいろだけ厚さ5㎜になります。ゆめいろシリーズは表から見ると透明度高いですが、側面から見ると大分変わります。
2層印刷とアクスタで一緒に作って頂いたチャームです。右はマット調のアクリル板になります。少しザラザラしていて面白かったです。
今回の結果
結果ですが、満足しています。但し透けてしまう対策などが課題として残ったので、これらは次回製作時に振り返りながら活かしていこうと思います。
それでは。
*1:イラストに合わせてアクリルをカットすること
