製作したアクリルグッズの不備に遭遇したお話
※愚痴が含まれている記事ではないです。
閲覧頂きありがとうございます、北城です。
今回はタイトルのお話です。
始めに
お伝えしておきたいことがあります。
今回の件、私は全く怒りを覚えていません。
自分用にしか製作していないからと言うのもありますが、当初は自分の用意したイラストデータが原因と思っていたこともあるからです。不備の基準が分からなかったと言うこともありますが…
それでも記事にしたのは、初めて遭遇したから、その後の対処方法、不備になった基準などを今後遭遇した人のために記載することにいたしました。
また、過去記事を読めば製作会社さんがどこかも分かりますが、今回の記事で名前は出しません。予めご了承ください。
不備だったアクリルグッズ
今回不備だと判明したのは、アクリルスタンドです。
画像の赤い矢印が不備な箇所になります。白版かはみ出ているか、裏面が数ミリ表面からズレている状況となっています。
当初は白背景で遠目から見た時は全く気づかなかったのですが、たまたま黒背景のところに置いた際に気づきました。正直言えばよく見ないと分からないレベルです。
気づいた時は自分の用意したイラストデータ不備かと思っていたのですが、翌日くらいから何故かショックを覚えていた状態となり、徐々に気になり始めました。どうしてこんな状態になったのかは不明ですが、恐らくは今まで綺麗に印刷されていたこと、こんなことはなかったからかもしれません。
もちろん今回も綺麗に印刷されています。表面も裏面も何ら問題ないくらい綺麗です。綺麗だからこそ、ズレに関して気になってしまった可能性もあります。
最初は悩みましたが、別の方に「もしかしたら不備の可能性もあるのではないか」と言われましたので、問い合わせることにしました。
問い合わせた結果
製作会社さんに注文番号と内容、そして画像を一緒に送り問い合わせました。問い合わせ時は画像も一緒にある方が伝わります。問い合わせで画像添付できれば良いですが、不可の場合は別途送る必要があります。
平日の日中帯に送付したのもあったからなのか、送って20分くらいですぐに返事が来ました。
結果、製作時の不備と言うことが判明しました。
ずっと自分が用意したイラストデータが悪いと思っていました。裏面や白版の設定がきちんとできていなかったからと思っていましたが、イラストデータには恐らく問題なかったと言うことが分かり、少し安心しました。
その後の対応は早く、再製作した後に発送しますとなりました。今回のも自分用だったので私としてはいつでも発送(寧ろ別途注文予定だったので、その時で良いと別の問い合わせ時に連絡していました)でよかったのですが、迅速な対応で1週間足らずで発送されました。
現物が再度到着
1月24日に再製作の連絡、29日に発送、30日に到着しました。早いですね。
届いたアクリルスタンドはこちらです。
到着時は前回と変わらず綺麗です。梱包もいつもと同じく丁寧でした。
両面印刷で透け具合も同じです。個人的には再製作分の方がより色が綺麗に出ている印象でした。
不備のところの再確認
再製作分も今のところは問題なさそうなので、不備だったところの再確認です。黒背景にして2つとも確認を取りました。前は柄が入って見づらかったので、今回はシンプルな背景へ変えました。
スカートや髪にあったズレがなくなりました。とても綺麗です。
こちらはズボンの辺りが結構ズレていましたが、今回は大丈夫でした。
比較した画像です。左が今回届いたもの、右が最初に届いた不備の方になります。一緒に並べてみると違いがよく分かります。スカートやズボンにあった白いスジもなくなり、とても綺麗になりました。
終わりに
今回は初めて遭遇したアクリルグッズの不備のお話についてでした。
よくTwitterなどで不備のお話とか見かけることもありましたが、私自身の作品で遭遇したのは初めてだったので今回記事にしました。
自分用であり、不備の判断も不明確だったので正直問い合わせるのは迷いました。どのような結果であっても受け入れはしていましたし、納得もしていたと思います。
アクリルグッズは金具の取り付け以外機械で印刷、カットをするのでその時のコンディション、設備環境、気温湿度に左右されるのは機械に携わっている仕事の身としては非常に分かります。あくまで憶測ですが、たまたま私の依頼した分の製作のタイミングで機械の調子が悪かったのかもしれません。
だからこそ、今回の不備に関して最初ショックは覚えましたが、怒りを覚えていないのです。
色々と記載しましたが、今回の件で不備かもしれないという可能性や判断、そして自分のイラストデータの製作時にはより気をつけようと勉強になりました。最終的には機械のコンディションに左右されることとなりますが、まずは自分のできるところで不備を起こさないように心掛けて今後もアクリルグッズを製作していきたいです。
それでは。